各型の防弾板について触れてきましたが、いつどこに装着されたのかだけを知りたい人向けに、整理したい人向けに、自分の確認用に一通りまとめようと思います。
表1は艦型ごとに防弾板の装着個所をまとめたものです。
こうしてみると、全艦型で羅針艦橋への装着が確認できます。
防弾板の装着が確認できても、装着場所が確認できてない艦がありますが、この表からある程度装着場所が絞られてくるのではないかと考えてます。
また、実際に装着していても、史料不足であったり史料に記載がなく、装着していたことが確認できていない艦も当然あるとは思いますが、その艦に関しても、装着場所はこの表に記載の範囲内であると考えられます。
航泊日誌内では「艦橋」と記載していても、文中で羅針艦橋とするのは、より具体的に装着場所を示すためで、駆逐艦では羅針艦橋にしか装着が確認できていないため、そのように表記しています。